ショーの続き:ヴィック・マロ・ライブ
30年前と変わらず、ハワイの経済は主に観光業で成り立っています。ですから、私が挙げたミュージシャンの多くがかつて、あるいは今もエンターテイナーとして活動していたのも不思議ではありません。週7晩、人々を楽しませるのは大変な仕事です(
フェーズ7参照)。楽園のバカンス客にとっては、毎晩が金曜の夜ですからね。
ヴィック・マロも例外ではありません。彼の美しい歌声は、1970年代中盤から後半、そして1980年代中盤にかけて、現在は閉館してしまったヒルトン・ハワイアン・ビレッジの
ゴールデン・ドラゴン・ラウンジを、ほぼ毎晩(私の推測ですが)満たしていました。幸運にも彼の演奏を生で聴くことができた人は、間違いなく彼のパフォーマンスに魅了されたことでしょう。私のように当時を生きていなかった人、あるいは生きていなかった人のために、1985年頃のライブパフォーマンスをカセットテープに録音しました(ライオネル・リッチーの「Hello」のカバーがその証拠です)。

このカセットテープは、おそらくヴィック自身がゴールデン・ドラゴンで知り合ったファンや友人たちに配布したものでしょう。店頭販売はしていなかったと思いますが、もしかしたら間違っているかもしれません。プロが録音した
スタジオアルバムとは異なり、このミニマルなデザインの25年前のカセットテープは音質が劣悪です。しかし、こうした欠点にもかかわらず、ヴィックの美しい歌声はどの曲でも輝きを放っています。
「タートルベイ」