マイク・カヒキナ

ハワイは多くの人にとって様々な意味を持つ。美しさ、文化、家族、調和。そして時には痛み、挫折、苦悩も意味する。マイク・カヒキナは、歌の中でこれらの全てに向き合うことを決してためらわなかった。

オアフ島西海岸の小さな町、ナナクリ出身であることを誇りに思うカヒキナは、70年代から80年代にかけて、ナナクリの仲間のミュージシャンたちと共にプロテストソングを書き、演奏しました。ハワイ王国の主権を支持する歌、ネイティブ・ハワイアンの土地権への憤りを歌った歌、そしてハワイの植民地化の継続に抵抗する歌などです。「僕は現代のハワイのボブ・ディラン、ギターを弾きながら問題について歌うワンマンバンドになりたかったんだ」。アメリカの音楽界のレジェンド、ディランよりもはるかに小規模ではあったものの、彼はそれを実現しました。カヒキナの歌詞は、今もなお力強く響き渡っています。