ババドゥ、ババドゥ!

太平洋の真ん中に住んでいると、毎日目覚めると外は美しい景色が広がっています。太平洋岸北西部に住んでいると、夏は2ヶ月ほど続きます。残りの期間は、目覚めると外はどんよりと曇り空で、雨が降っています。 だからこそ、私はババドゥが好きなんです。彼の音楽は明るく(この表現、ちょっと使いすぎかな?)、いつも喜び(あるいは喜びに満ちた悲しみ)に満ちたスティーヴィー・ワンダーの、幸せで天国のようなサウンドを彷彿とさせます。ババドゥはスティーヴィーのように、唸ったり叫んだりもします。一度聴けば、オレゴン州ポートランドに青空なんてどこにも見えなくても、思わず笑顔になりたくなります。 彼のLPは、カラパナのオリジナルメンバーの一人、カーク・トンプソンがプロデュースしました。トンプソンの「All I Got to Give」は、アルバムの中でも屈指の名曲です。レムリア(トンプソンもLPをプロデュース)の「All I Got to Give」よりも、ジャズ色が強く、クールなバージョンです。しかし、レムリアの女性ボーカルとは異なり、ババドゥはこの曲を心から信じているように聞こえます。彼の歌声を聞くと、歌詞の一つ一つに魂が込められているのが伝わってきます。レムリアのバージョンはファンキーですが、感情を揺さぶられるほどではありません(踊りたくなるくらいですが)。 入手困難なババドゥのデビュー作は、 CélesteからCD入手可能です。
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